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今、目の前にあるものから最大限の結果を出すということ
昨日、けんすうさんのnoteを読んでいて、とっても刺さった名言がありました。それが、
You play with the cards you’re dealt.. Whatever that mean
(配られたカードで戦うしかないのさ…それがどんな意味であっても)
っていうスヌーピーの名言です。犬ですらこんな名言吐いてるのに俺といったら・・・。
スヌーピーって可愛いイメージしかなかったんですが、そこから色々検索すると、とても示唆に富んでいる名言ばかりなので、もう大好きになってしまいました。
スヌーピー、ピーナッツ名言をもっと見たい!って方はこんな記事読むのやめてこっち読んでください。
http://meigen-ijin.com/charlesschulz/
親が金持ちだと、子供は金持ちになる確率が高いだかなんだか。つい最近ピケティ関連の記事で見ましたが、人によってそれぞれ持っているカードは違うわけです。もう一回繰り直すには来世頑張るしかないわけ。それなら、持っているカードで何ができるか考えて、頑張ってみようよっていう意味ですね。
僕も然り、少なからず皆、思考のどこかに「ああだったらいいのに」、「こうだったらいいのになあ~~」だなんて、考えてしまうものですが、この言葉でそんな感情がスっと抜けていくような気がして、常にどこかに見える場所に置きたいレベルです。
それで、この前就活で悩んでいる女の子が居てですね、その子の愚痴をつまみにお酒を飲んでいたわけですが、その子にぴったりの言葉だなあと思ったので記事にしてみようと思います。
就活の文句を言うヤツが多すぎる
まず最初に触れておきたいのは、僕は就活という仕組みは悪いとは思わないが、絶対他にいい方法あるでしょって思ってるタイプの人です。
そもそも、就活が現在の形を形成する大きなきっかけとなったのは、現在でも就活の帝王・リクルートでした。
「大学を卒業したあとにどこに就職したらいいか分からない!」という大学生のためにリクルートが『企業への招待』という雑誌を1962年に刊行したことから始まります。そこから、今のような新卒一括採用の文化が形成されていくわけです。
が、僕個人としてはここまでインターネットが発達していて、あらゆる角度から様々な企業と接点が持てるにも関わらずわざわざ全員横並びで新卒採用って!って思ってます。「新卒一括採用というレールの果てまで皆で一緒♩」が当たり前になりすぎているというか。1962年から形があんまり変わってないのもなんかダサい。東京にいる優秀な層は気付き、違うアクションを起こしているような気もしてるんですが・・・。
一方で就活は何もアクションを起こせなかった学生にとってセーフティネット的な役割も担っています。中小企業では、マイナビ・リクナビに多額の資金を投下して1人も取れませんでした!みたいな企業も多いです。(それでいて超絶ホワイトな良い会社だったりする・・・。)
就活の終盤は、採用できなかった採用されなかった同士のマッチングもあったりして、雇用率の引き上げに大きな役割を果たしていると思っています。
それでですね、就活の愚痴を言う彼女のハナシに戻します。
この時期で採用が1つもない状態って、ちょっと危険な状態らしいんですが(詳しくは知らん)、彼女はまさにそれでした。
だけどメチャいい大学出ててプログラミングもできて英語もできる、スペック自体は申し分なかったので、なんでだろう?と話を聞いていると彼女は就活という仕組みに疑問を持っていて、そもそも就活に本気になれていなかった。
大学2年に戻ったら、インターンとかやってたのに!とか言ってる始末。このへんで僕はかなり違和感を感じていました。「じゃあ就活やめたら?」と聞くと、「親が・・・。」なんて言う。うーん。
先ほども言った通り、就活は何もアクションを起こせなかった学生のセーフティネットであり、その仕組みにのっとって就職する以上、仕組みがあーだこーだ評論するのは間違っており、評論する権利があるのはその外にいる人間以外いないと思っています。
無論、彼女が就活以外の選択肢がないか?というと全くもってそういうわけではありません。ただ、彼女が持ついくつかの選択肢の中で、最大限の結果を求めてトライし続けているようには僕には見えませんでした。
就活の時期になると、何かくすぶったまま就活を続けてしまう学生って多いと思うんですが、何だかその姿そのものが、人生を他者に委ねているように見えてちょっと寂しかったりします。就活が嫌ならやめればいいし、やるなら本気でやるのが面白い。そこに他者の意見が入る余地はなく、自分が持つカードが何で、どう取り組むかっていうことに本気で考えるべきだと思っています。
自分の人生だし本気で考えような(僕も)
こっから僕の話です。ここ最近、前に進んでいるのか、それとも停滞しているのか、何だかもやっとした時期が続いちゃってるような気がしています。サービスローンチしたり、新しいサービスの準備したりしてるから止まってはないと思うんだけど、ドラスティックな展開ではない。
「そもそも、経営資源も少ないし、レバレッジが全然効かないからダメだよね~。う~ん。」なんていうわけのわからない悩みが最近の僕の悩みでした。
それが、この言葉を見て少し変わったような気がします。
「本当に今あるカードの中で最大限の結果を求めているだろうか?」
常に言い聞かせ続けていきたいです。